海外でお土産を買うことは、滅多になくなってしまった。
以前は、何か買わないともったいないような気がして、その土地の名物と言われているお土産を買っていたが、同じ場所にリピートすることが多くなったことと、LCCに多く乗るようになり、手荷物に余裕がなくなったこともあって、買うことをやめてしまった。
それでも、レガシーキャリアに乗ることができて、荷物に余裕がある時は買うこともある。
買うのはできるだけ現地でしか買えないもの。実用品が多い。
例えば、シンガポールならばタイガーバームやハーブ石鹸を買う。
昔は日本でもタイガーバームを売っていたが、一時期、販売が中止された。2019年になって日本でも販売が再開されたが、シンガポールで買う方が安いし、種類も豊富にある。現地では赤や白などいくつかの種類が売っていて、サイズもバリエーションが豊富だ。

ハーブ石鹸は、「アーユルヴェーダ石鹸」というもので、高級石鹸の一種。
シンガポール土産の定番で、これもいろんな種類がある。数百円で変えるので、バラマキ用のお土産に向いている。日本で買うと結構な値段なので、シンガポールに行ったついでに買っている。
私は、いつも「ムスタファセンター」で買う。
ここはMRTのリトルインディア駅の近くにあるショッピングセンターで、24時間営業。時間に余裕があるときにいつでも立ち寄れるのでとても便利だ。いつもは、すぐ近くにあるワンファラーホテル&スパ(ホテルが高いシンガポールの中では、割と安いのでお得なホテル。プールもある)に泊まるので、朝食を食べた後に散歩がてら行く。両替所のレートも良いので、ついでに両替もする。

タイのサムイやプーケットに行った時は、これも定番の「コアラのマーチ」や「辛いナッツのお菓子(これはホテルで飲むときのおつまみにもなる)」をよく買っている。コアラのマーチはタイ限定の大きなパッケージのものがあって、表面に大きく「タイ土産」と印刷されているので、会社へのお土産に重宝する。スーパーマーケットのビッグCで買うことが多い。
バリ島に行った時はお土産を買わない。あまりそそられるお土産を売っていないからだ。エリプス(エアトリートメント)などの女性向けのお土産はあるが、男性向けのもので気になるものがない。これは、ベトナムでも同じだ。
旅行中にお土産を探すのさえ、面倒になってしまった。
リゾートに行ったら、ただひたすらのんびりする。
余計なことを一切考えたくなくなってしまうのだ。